住まいの豆知識

イレブンハウスでは、住宅の安全性と耐震性能を高めるために、最新の技術を採用しています。特に注目すべきは、吉野石膏の耐力面材EXハイパーと、アイディールブレーンの制震テープ®です。

まず、「EXハイパー」についてご紹介します。これは、建物の構造を強化するために使用される高性能な面材です。地震時に建物が受ける横方向の力に対して高い抵抗力を持ち、建物全体の変形を抑える役割を果たします。石膏ボードは透湿性にすぐれ防火性能が高く虫害も受けません。

次に、「制震テープ®」の特徴について説明します。このテープは、高層ビルの制震装置にも使われる粘弾性体を木造住宅用に両面テープ状に加工したもので、家全体をまるでダンパーのようにします。地震時に柱と梁が平行四辺形に変形しようとするのに対し、面材は長方形のまま抵抗します。この際に生じるズレによって釘が曲がったり折れたりすることがありますが、「制震テープ®」を使うことで、このズレを吸収し、振動エネルギーを熱エネルギーに変換して揺れを軽減します。
参考：「制震テープ®紹介ムービー」https://youtu.be/y5D9HOec9Vk

制震テープ®の特に優れた点は、繰り返しの地震にも対応できることです。大地震が何度も起こった場合でも、住宅の揺れがほぼ同じ変位を保つため、長期にわたって建物の安全性を維持できます。

茨城県は震度6以上の地震が起こる可能性が非常に高いエリアです。(1)この地域での住宅建設において、イレブンハウスは将来の安心を見据え、耐震・制震技術を標準仕様として提案しています。新築時にこれらの技術を導入することで、住まいの安全性を飛躍的に向上させ、家族の命と財産を守ることが可能です。
(1)参考：地震本部, 「確率論的地震動予測地図」, https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_kanto/p08_ibaraki/

住宅の建設や購入を考える際には、最新の耐震・制震技術を取り入れた家づくりを検討することが、将来の安心につながります。

参考：
耐震シミュレーション：https://www.youtube.com/watch?v=hPSSh8_OmBM
超制震住宅/耐震住宅比較実験映像：https://youtu.be/8AruVwj2kBo