住まいの豆知識

「みらいエコ住宅2026」って何?家を建てるなら知っておきたい新制度のキホン

2025.12.15

住まいの豆知識

「みらいエコ住宅2026」って何?

2025年末、国が発表した新しい住宅支援策「みらいエコ住宅2026事業」。

これは、これからの家づくりの「キホン」を変えるかもしれない、とっても大きな補助制度です。新築だけでなく、今住んでいる家を快適にするリフォームも対象になります。

家づくりを検討中の皆さんにとって、「知っているか」「知らないか」で、手に入る家の性能やお財布への影響が大きく変わってくる内容です。

今回は、この制度のポイントやメリット、どんな家に補助金が出るのかを、ブログ向けにわかりやすく解説していきますね!

 

みらいエコ住宅2026の基本的な考え方

「みらいエコ住宅2026」は、国土交通省・環境省・経済産業省という3つの省がタッグを組んで進める、省エネ住宅を応援するための事業です。

2025年11月28日以降に着工する新築・リフォームが対象で、「断熱性」「省エネ設備」「太陽光などの再エネ導入」をどんどん進めていくのが目的です。

これは、国の目標である「2050年カーボンニュートラル」の実現や、皆さんの暮らしの質を高めるために、家づくりのスタンダードを底上げしていこう、という国の強いメッセージなんですね。

 

新築で使える!主な補助金のメニュー

新築でこの制度を活用する場合、主に2つのメニューがあります。

【全世帯OK】性能重視の「GX志向型住宅」

この制度のメインメニューです。
子育て世帯かどうかに関わらず、すべての世帯が利用できます。

補助額はなんと 110〜125万円/戸 と高額!
求められる性能はちょっと頑張るレベルです。

  • ・高い断熱性(断熱等級6以上)
  • ・エネルギー消費量を大幅に減らすこと
  • ・HEMS(エネルギー管理システム)の導入など

 

これは、まさに「これからの家づくりの標準」を目指した、高性能な家向けの補助金です。

 

【子育て世帯・若者夫婦向け】標準的な省エネ住宅

主に子育て世帯や若者夫婦世帯が対象となる、一定の省エネ性能を持つ住宅への補助枠です。

補助額は 75〜95万円程度。

長期優良住宅やZEH水準の住宅など、住宅の価値を長く保てるような性能が求められます。

 

リフォーム補助もとっても充実!

この制度は新築だけでなく、今住んでいる家を快適にするリフォームにも手厚く補助が出ます。

  • ・断熱改修(壁や床、天井)
  • ・窓交換(高性能なものに)
  • ・高効率給湯器(エコキュートなど)の導入

 

これらのメニューをいくつか組み合わせることで、最大で100万円前後の補助を受けられるケースも!

特に「窓の断熱」や「給湯器の交換」は、光熱費削減と快適性の向上をすぐに実感できるので、今の住まいの不満を解決するのにぴったりです。

 

みらいエコ住宅2026を使うとどんないいことがある?

補助金がもらえること以外にも、この制度で高性能な家を選ぶメリットはたくさんあります。

  • お家の快適さがグッと上がる
    断熱性能が高い家は、冬の底冷えや夏の蒸し暑さが劇的に改善されます。補助金のおかげで、諦めがちだった高性能な仕様を組み込みやすくなりますよ。

 

  • 毎月の光熱費が大きく下がる
    断熱性を高め、効率の良い設備を入れることで、電気代やガス代のランニングコストを抑えられます。
    長期的に見ると、家計にとって大きな味方になりますね。

 

  • 将来、家の価値を保てる
    今後、日本の住宅の基準は「省エネ」が当たり前になります。
    今のうちに新しい基準を満たした家を建てておくことは、数年後の住宅の資産価値を守ることにつながります。

 

  • 納得のいく家づくりができる
    使える予算が増えることで、「本当はもっと性能を上げたかったけど…」という妥協や後悔を減らすことができます。「今しかもらえない補助金」は、最高のチャンスです!

 

ちょっと注意!ここを知っておくのがキホン

せっかくの補助金、逃してしまったらもったいないですよね。制度を利用するために知っておきたいポイントはこちらです。

着工日がカギになる!

補助金の対象になるのは、2025年11月28日以降に着工した工事だけです。
今から計画を始めても、意外とすぐにその日付がやってきます。ハウスメーカーや工務店との契約・着工のスケジュールは早めに確認しましょう。

「性能要件」を満たすことが絶対条件

「補助金が出るらしい」という話だけで進めてしまうと、実は必要な性能に達していなかった、というトラブルも過去にはありました。
補助金ありきではなく、「この補助金の性能をきちんと満たせる」会社選びがとっても大切です。

予算には限りがあります

国の予算で運用されているため、申請が集中すると予定より早く終了してしまう可能性もあります。
気になる方は、ぜひ早めに情報収集と動き出しをしてくださいね。

 

まとめ:家づくりを始めるなら「今が絶好のタイミング」です!

「みらいエコ住宅2026事業」は、これから家を建てる・リフォームする皆さんにとって、最高の後押しになる制度です。

  • ・高性能で快適な家に住める!
  • ・光熱費をグッと抑えられる!
  • ・補助金で初期費用が軽減できる!

 

2026年は、「性能の高い家をお得に手に入れられる特別な年」になりそうです。

 

 

 

 

 

 

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