住まいの豆知識

木の断熱材が住まいを快適にできる理由

2022.04.06

住まいの豆知識
施工事例

イレブンハウスでは標準で木質繊維断熱材を使用しております。
本来であれば地元の木を使用した地産地消が理想ではありますが現時点ではドイツ製の製品を採用しております。

国内には違う素材で断熱性能の高い製品が他にもいろいろあります。
 
ではなぜイレブンハウスではドイツ製の木質繊維断熱材を使用するのかをお話いたします。

 ◆日本の断熱性能基準について

 日本では、断熱材の性能基準に熱伝導率という熱の伝わりやすさを表す数値とそれを元に製品の厚さを考慮した熱抵抗値を使用しています。
わかりやすく説明すると夏であれば外からの熱の侵入を断熱材がどれだけ防ぐことができるか、冬であれば室内の温めた空気をどれだけ逃がさないかという数値です。
(本来はサッシの性能も合わせて外皮平均熱貫流率 UA値を算出しますがそちらはまた別の機会でご案内します。)

単位はW/㎡・Kとなりこの数値がゼロに近いほど高性能ということになります。弊社では設計士が住まいの断熱性能や省エネ性能の計算を行い、それが住まいの断熱性能値になります。
日本で家を建てる場合はこの基準に沿って高性能化をしていくことは全く問題ありませんし高性能の住まいの比率が上がれば人にも社会によいことだと思います。

 しかしながら、イレブンハウスでは断熱先進国である欧米の断熱材事情を学び断熱材の性能に温度伝導率という日本にはない基準が存在することを知りました。
温度伝導率とは、熱の移動をどれだけ遅らせられるかという性能で要は素材が持つ蓄熱性能のことです。

木は性質上、他の素材と比べるとこの性能が非常に高く夏は遮熱し冬は蓄熱しますので住まいの性能があきらかに違うことを体感することができます。また、調湿作用もあり住まいの快適さをより向上させてくれます。

木は唯一、循環再生する資源です。解体時にも余計な負担がかかりません。
新築時だけではなく解体するときのことまでを考えイレブンハウスでは木の断熱材を標準としております。

詳細についてのお問い合わせや資料請求は電話、メール、本サイト内のお問い合わせからご連絡をいただければご案内させていただきます。

▼木の断熱材について▼
https://www.youtube.com/watch?v=r0CUM-6J8z8

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